認知症の親との関わりを描いた名作映画、「折り梅」をみました。
日々、何かしらの映画やヒューマンドラマを見ることを日課にしていますが、観ておいて良かったなと思う映画でした。
と言いますのも、人生上のさまざまな出来事(問題)に対して考えすぎることもよくないことではありますけども先延ばしにできないこともあるものです。
それは親の老いについても同じかと思うのです。

折り梅とは、生け花の手法のこと。
梅の木は桜の木よりも強く、枝を折り曲げても樹皮から栄養分を吸い上げ、枯れることなく花を咲かせることができるのだそうです。
劇中、認知症になった義母のマサコは嫁のトモエをはじめ家族の厄介者となりますが、あることをきっかけに隠れていた才能を開花させていきます。
映画「折り梅」は、家族全体の成長プロセスを梅の木の持つ命の力と連想させたのでしょう。
一見すると、もうダメになって枯れ果てたように見えたとしても、それでもちゃんと花を咲かせることができるのです。

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劇中に登場するヘルパーさんの印象的な言葉を紹介します。

『人は、誰かに認めてもらえていると思わなければ生きていけません。
そばにいる人に、ありのままでいいんだって受け入れてもらうことが必要なんです』

この言葉って、認知症の人に限ったことではありませんね。
私たちにも、そのままあてはまるものでしょう。
家族の厄介者だった義母のマサコは、認めてもらうこと、褒めてもらうことによって自信と落ち着きを取り戻していきます。

芳久 

#親の介護 #認知症 #折り梅