どうか私の人生を幸せなものに変えてください。
神や天に対して、このように祈りたくなるものですけども、
それは違うのだとわかるようになったのは、
心の奥に潜んでいた被害者意識が炙り出されてきた頃かと、
振り返ってみて、そう思うのです。

神や天の大いなる意識に全託するとはいえ、
やはり主体性を持って生きていくことは必要なのでしょう。
憎しみのメガネをかけて世界を見ていることが不幸を拡大し、
連鎖させていくものですから、まずそこに自覚を得ていくこと。
それが人生を変えるプロセスには欠かせないものと
体験的に学んできたような気がします。

とかく変えるべきは自分の外側を変えることだと、
そう思ってしまうものですけども、それは心理的な罠。
感じ方の根本である心をこそ変える必要があるのでしょう。
捉われている思考と行動に新しい視点を得ていくと、
自然、祈り方も変わってくるようです。

『どうか私の心を変えてください』
『人を恨んだり憎んでしまう想念を取り除いてください』

取り巻く世界は心の投影であると理解したならば、
このような祈り方のほうがしっくりとくるのではないでしょうか。
不思議なことにも、
このような祈りを実践していますと、
外側の世界に対してのネガティブな見方は少なくなり、
自分の心の中身のほうに意識が集中していくのを感じます。

もちろんそれは自責でもなく、自己憐憫でもなく。
謙虚に心の癒しを求めるものになっていくと思うのです。
さらには、そのような祈りのなかで、
穏やかな時の流れへの感謝の思いにも気づいてくるようなのです。

すべての人が心からの癒しを得られる一年となりますように
芳久

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東京都渋谷区「明治神宮」

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